Blog
True love for great sound unites us.
Blog
True love for great sound unites us.
自宅でボーカルのレコーディングがしたいけど、どうすればいいかわからない?いい音で録音する方法が知りたい?お任せください。LEWITTには多数のオーディオのエキスパート、プロのレコーディングエンジニアたちが在籍しています。このブログでは、ボーカル・レコーディングの基礎を解説します。これを読めば、ボーカル・レコーディングに自信がつくはずです。
まずはすべての前提として、「正しい機材がないから」と、レコーディングを諦める必要はありません。もしレコーディングをしたいなら、古いスマホやノートパソコンの内蔵マイクでも、とにかくやってみることです。
曲やパフォーマンスの素晴らしさこそ、最も重要なことです。
とはいえ、もしプロになろうとするなら、正しい機材は必要です。
基本的なボーカル・レコーディング機材
理想的な必要機材は以下の通りです。
もしUSBマイクがあるなら、それでも大丈夫です。
もしマイクスタンドを持っていない場合、手で持つことも考えられますが、お勧めはできません。マイクを触ることで、レコーディングに不要なノイズが乗ってしまう場合があるためです。
迷ったら以下のLEWITTの製品を使ってみてください。素晴らしいボーカル・レコーディングができるはずです。
さて、機材が揃ったら次は場所です。できる限り反響の少ない場所を選びましょう。お風呂、キッチン、床や壁の隠れていない何もない部屋などは真っ先に避けるべきです。
寝室がある場合、レコーディングに適している場合が多いです。ベッドやカーペット、押し入れ、枕などが、反響を吸収するためです。
できるだけ柔らかい家具があり、壁や床が柔らかいもの、例えばカーペット、ソファ、ベッドなどで覆われた部屋で録音しましょう。
部屋の中で手を叩いて反響を確認するのもいいでしょう。いろいろな場所を試し、反響が一番少ない場所を選びましょう。
もしもっと知りたい場合はこちら "Acoustic treatment for recording and mixing".
次はマイクの配置についてです。
マイクによって違いますが、"カーディオイド"の指向性を持っているものが多いです。カーディオイドのマイクは正面からの音に一番強く反応し、逆に背後からの音は受け取りません。これを利用しましょう。
ノイズの多いものがマイクの背後に来るように設置しましょう。これは多くの場合コンピューターになるでしょう。外がうるさい場合、窓を背にするのがいいかもしれません。
マイクスタンドにマイクを設置し、可能ならショックマウントも装着しましょう。床や机から伝わる振動によるノイズを軽減できます。
息や唇のノイズを軽減するにはポップガードが有効です。さらに、マイクを若干傾けるのも有効な場合があります。
マイクの高さをそろえたら、もう準備完了です。
パフォーマンス中はマイクからの距離を一定に保つことが、音質や音量を安定させるためには重要です。一般的に、12-30cmの距離が有効とされています。
しかし、パフォーマンス中一箇所に縛り付けられるのが嫌な人もいるでしょう。そんなあなたのためのマイクがあります。
RAYは、あなたとの距離を測定して、音色と音質を常に一定に保ちます。それはいわば"声のオートフォーカス"。気になったら製品ページをチェック!
マイクの設置についてさらに詳しく知りたい方はこちら "Top 10 tips for recording vocals in a home studio"
XLRケーブルでマイクとオーディオインターフェイスを接続しましょう。
次にゲインを設定します。高すぎると信号がクリッピングし録音はめちゃくちゃ。逆に低すぎるとノイズの影響が大きくなり過ぎてしまいます。
最近のオーディオインターフェイスはオートゲイン機能を備えている場合も多いです。もしあなたのインターフェイスにその機能があれば、無用なミスを防げるでしょう。
もしオートゲイン機能がない場合、以下の3ステップが有効です。
ゲイン調整についてもっと知りたい方はこちら "What is gain staging?"
オートゲイン機能付きのオーディオインターフェイス
次のステップはDAW上でトラックを作成することです。新規トラックを作成し、入力としてお使いのオーディオインターフェイスを指定しましょう。
DAWのプロジェクトが整理されていることは重要です。
プロジェクの始めから気をつけていれば、後が楽になるはずです。
DAWが整理されていればミックス、レコーディングがずっと楽になるでしょう。
実際のレコーディングの際には、レイテンシーを最小限にすることが有効です。レイテンシーを少なくするにはいくつかの方法があります。
レイテンシーについてもっと詳しく知りたい場合はこちら "How to get low latency for your audio interface"
全ての準備が整いました。レコーディングを始めましょう。
レコーディングを始める前に、他のトラックが完成しているようにしましょう。素晴らしいボーカルパフォーマンスのためには、トラックが完成しているのが理想的です。
逆に、例えばアコースティックギターのみのトラックでは、正しい音程を歌うのは難しくなります。
素晴らしいパフォーマンスに一番重要な要素はなんでしょうか?シンガーがリラックスしていることです。
制約を可能な限り取り払い、パフォーマンスのみに集中できることが、良いパフォーマンスの条件です。
リラックスしたパフォーマーこそが、最高の結果を生む。
水分補給も忘れずに。水やお茶、気が向いたら蜂蜜ドリンクもいいでしょう。
では、ついにレコーディングを始めましょう。一般的にいいとされるテクニックをいくつかご紹介します。しかし、最も重要なことは、あなた自身が納得できて、満足のいく方法を見つけることです。アーティストは一人一人皆違います。絶対的に正しい方法はありません。
このブログで学んだことが、あなたの次のレコーディングに活かせたなら幸いです。
それでは素晴らしいレコーディングライフを!