Blog
True love for great sound unites us.
Blog
True love for great sound unites us.
あなたとマイクの距離に応じて、その音量と音質をコントロールする新世代のコンデンサーマイクロフォンLEWITT RAY。
独自のAURAセンサーを上手に活用するためのポイントをまとめてみましたので、導入を検討されている方、すでに導入された方も是非一度ご覧ください。
RAY
RAYの製品パッケージを初めて開封すると、本体センサー部分に透明な保護フィルムが添付されています。このフィルムを貼ったままですとセンサーが正常に動作しないため、必ず使用前に剥がすようにしてください。
Tip:フィルムを剥がすことで先々センサー部分が破損しないか、と心配になる方がいるかもしれません。しかしRAYの本体センサーはマイクスタンドの高さから平らな床に落下した程度の衝撃では破損しないように強度に固定されていますので、どうぞご安心ください。
Tip:本体パッケージには2箇所の穴が空いています。これはどうしてもマイクを立てるスタンドが手元にない時に簡易マイクスタンドとしてご利用いただけます。その際はもう一方の穴からケーブルを通してください。
48vのファンタム電源を供給するだけで、RAYのAuraセンサーは即座に動作を開始します。このセンサーは人を認識しているわけではなく、マイクのセンサー部の正面直線上から60°角/1mの範囲内にある物体を認識しています。
そのため、例えばトークを収録する際にマイクと自身との間に手を挟んでしまうと距離が近づいたと認識し、音量を下げようとします。必ず口の高さに合わせてマイクを設置してください。
Tip:Auraセンサーは1秒間に5回もの測定を常に繰り返しています。このため、ほぼ無段階に近い自然な音量と音質の変化をコントロールしています。
センサーを理解することで、RAYの重要な機能であるMute by Distanceも有効活用できます。必ずしもセンサー外に出るために席を外すのではなく、マイクを何もない方向に向けることでも自動的にMuteさせることが可能です。
背もたれの高い椅子を使っている時などはこの方法でミュートしてください。
さらにAURAセンサーボタンとMUTEボタンを同時に長押しすることで、ボタンのオンオフおよびMute by Distanceの設定ラインをロックすることが可能です。誤動作を防ぐことができますので、積極的に活用ください。
コンデンサーマイクから最大距離となる1mまで離れた際に、RAYは最大まで出力する音量を引き上げます。
この際に本来失われてしまう低域成分を補強するため自動的にEQ処理を行います。(近づいた場合は逆の動作)。この際に声と同じ周波数帯にあるバックグラウンドのノイズ成分が一部引き上がるため、ノイズフロアが上がったように聞こえます。
このケースでは、LEWITT CONNECT 2などノイズカット機能を備えたオーディオインタフェースや、iZotope RXなどのプラグインでノイズを除去することでより、より自然な収録が可能となります。
※ 2024年11月〜2025年1月10日までの新規購入後、LEWITT.jpへ製品を登録することでノイズ除去プラグインiZotope RX Elementsがプレゼントされます
ここまでのTipsを踏まえると、このマイクは楽器やVocalの収録ではなく、配信などの音声収録用と感じた方もいるかもしれません。
しかし、RAYはAURAセンサーボタンを1押し(オフ)するだけで、音楽制作におけるLEWITTのベストセラーマイクロフォンLCT 440 PUREと同じマイクロフォンとなります。
AURAセンサーはLCT 440 PUREと全く同じアナログ回路で設計されており、デジタルコントロールされたセンサーによる音量およびEQのアナログ処理がセンサーオフと同時にカットされるため、440 PUREと同じサウンドを得ることが可能です。
つまりRAYは音声でも音楽でも、本当の意味で現場のニーズに応えられる世界に一つの万能マイクロフォンなのです。
ジャスティン・ビーバー、ザ・ローリング・ストーンズ、ホルシー、ポスト・マローン、ケラーニ、イングヴェイ・マルムスティーンまで、名だたるアーティストが使用するLEWITTのRecord-Ready (録ってすぐ使えるの意味)サウンドをこの機会に是非導入してください。
RAY